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医療事務や医療情報系のお勉強とその他イロイロ

医療情報技師試験を受けようと思っている人へ!過去問Part6

2017年医学医療系 過去問Part6

はいー。どうも!しよです。

医療事務の歴史についても一区切りついたので本来の姿に戻さねばー😧

ということで、今回は医療の資格シリーズです!勉強しましょう。

 

医療情報技師試験の過去問+しよさんのぼやき付解説いきまーす。

 

問題

過去問その1 

全身的な効果が期待できない医薬品はどれか。

  1. 坐剤
  2. 顆粒剤
  3. 注射剤
  4. 軟膏剤
  5. 内用錠剤

 

過去問その2 

院外処方箋の有効期間は発行日を含めて何日か。

  1. 1日
  2. 4日
  3. 7日
  4. 14日
  5. 30日

 

過去問その3

重症度、医療・看護必要度の評価に含まれないのはどれか。

  1. 寝返り
  2. 開腹手術
  3. 自己注射
  4. 食事摂取
  5. 心電図モニター

 

過去問その4

前立腺がんの診療に用いられる腫瘍マーカーはどれか。

  1. AFP
  2. CEA
  3. PSA
  4. CA125
  5. CA19-9

f:id:sho-sh:20180429192909j:plain 

 

回答

はい。ではここから回答と解説いきます。

過去問その1回答と解説

正解:4

4)軟膏は直接皮膚に塗って使う薬剤のため、全身的ではない。

 

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そりゃ塗るだけで全身に効くとか、それはヤバいクスリ。

 

過去問その2回答と解説

正解:2

療養担当規則に処方箋は4日以内と示されています。

 

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処方箋にも記載してあるやーん。4日以内よ!って。これ知らん人おるー?

ところで処方箋って今改定で『処方箋』という漢字表記になったんですよ。

それまでは『処方せん』。

漢字が常用漢字に追加されたからとか言うてたな。。。

 

過去問その3回答と解説

正解:3

3)の自己注射は患者自身が行うものなので、看護必要度には含まれない。

平成28年度診療報酬改定において、一般病棟用の『重症度、医療・看護必要度』は、急性期に密度の高い医療を必要とする状態が適切に評価されるよう見直しが行われた。

f:id:sho-sh:20180430165445p:plain

自己注射以外の他の選択肢が全部医師か看護師頼みのものなので、

なんとなーし感覚でわかる問題やな。

 

過去問その4回答と解説

正解:3

  1. AFP ⇒ 肝細胞がん
  2. CEA ⇒ 大腸がん、肺がん、胃がん乳がん
  3. PSA ⇒ 前立腺がん
  4. CA125 ⇒ 卵巣がん
  5. CA19-9 ⇒ 膵臓がん、胆嚢がん、大腸がん

f:id:sho-sh:20180430165445p:plain

このアルファベット3文字ってやめてほしいわー。

会社名もそやけどアルファベット3文字って多すぎるやろ。

NECIBM、AKB、MBA。わけわからんなるー。

 

勉強にはこれを使っています。 ↓ ↓ ↓

医療情報サブノート第4版 [ 日本医療情報学会医療情報技師育成部会 ]

  

過去問は自分の苦手なものから。…??間違えたものからってこと??…そうとも言う。

 

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電子カルテがない時代の医療事務のお仕事 ~~まとめ~~

医療事務の歴史

どうも。しよです。

前回に引き続き、医療事務の歴史ですが、今回はまとめ。

 

レセコンや電子カルテがない時代

さて、ここ何回かで医療事務の仕事の歴史を振り返ってみました。

と偉そうに言ってみます。

…そんな大したことも書いてないのですが…汗

 

  

なぜ知ってるか。

さも知ってるかのように書いておりますが

実際に体験したり見てたりしたわけではありません!…笑

 

なぜ知ってるの?となるだろうと思います。ええ。ええ。

 

実は医療機関で昔の書類などを処分するお手伝いをしたことがあります。

代々続く医療機関です。

黒い紐で綴じたカルテ、日報類、各種報告書類、

昭和の時代、まだ自分が生まれる前の書類等もありました。

 

昔の書類を見ると、今とそう変わらないものもたくさんありましたが

今とは違ってすべてが手書きで、色褪せて茶褐色な文字。

その文字の感じが当時働いていた人たちの仕事ぶりを表現しており

なんとも言えない気持ちになりました。

几帳面な字、全く読めない達筆。

同じ人でも粗い時、丁寧な時。

 

手書きにはデジタル文書にはない温かみがありますね。

見入ってしまいました。

 

膨大な各種書類や物品をたくさん目にし

その当時、事務をしていた方に

昔はどうだったかというのを教えていただきました。

それが数回にわけて記事にした内容に含まれています。

懐かしそうに面白おかしくお話しいただきましたが

教えてくれた方ももうすでにおばあちゃんになっていて

とっくの昔に引退されています。

そして自分が今度は通院されているとのことですが

『今はコンピューター使ってて楽ちんそうやねぇ』

とのこと。

そりゃ手書きの時代は何をするにしても大変ですわな。実感。

 

医療現場のIT化 

自分が知っているのはレセコンが普及してからになります。

今でもまだまだアナログな処理が残っていますが

医療の現場はIT化がなかなか進まないとは言っても

それでも時代の流れによって、随分効率化されました。

 

AIやビッグデータ、地域医療連携のシステムの活用など

今後さらにもっとIT化が進むことになると思います。

この進化についていくのも大変なことかもしれませんし

仕事内容が変わってくるかもしれません。

 

が。

 

医療事務の仕事は今も昔も変わらず、病院やクリニックの重要な仕事

医療事務の仕事は医療機関にとって重要なものです。

医療機関の収入を左右します。

複雑な診療報酬の制度を覚え、収入を計算していくわけです。

本も分厚いですし、2年に1回制度も変わります。

これは今も昔も一緒ですね。

 

また受付に立つ医療事務の方も重要です。

患者さんはまず最初に受付で医療事務の方に会い、

帰る前にお会計をして、医療事務の方に見送られます。

笑顔にホッとする患者さんもいると思います。

昔から脈々と続いている業務で、変わりないですね。

昔の医療事務についてお話をお聞きしたおばあちゃんは

今でも笑顔がステキです。

 

残念ながら無表情の人も多く、笑顔が不謹慎!と思っている人もいると思いますが

受付に立つ人はその時その時にあわせた表情がとっても大事ということです。

特にクリニックでは受付の対応次第で患者さんの数にも影響します。

 

今は自動受付機や精算機も増えましたけど

人と人とのふれあいも大事にしていきたいものですね。

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過去数回分、見逃した方は是非 ↓ ↓ ↓

sho-sh.hatenablog.com

 

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電子カルテがない時代の医療事務のお仕事 ~~レセプト編その3 編綴について~~

医療事務の歴史

どうも。しよです。

前回に引き続き、医療事務の歴史を振り返ってみたいと思います。

 

 

前回はIT化が進んでいないひと昔前のレセプト点検業務について振り返ってみました。

前回分 ↓ ↓ ↓  

 

sho-sh.hatenablog.com

 

レセコンや電子カルテがない時代

今回もレセプト業務についてです。その3。

今回はレセプトの提出について、今昔というよりも

紙レセプトと電子レセプトの業務の比較をしてみたいと思います。

 

現在のレセプトの提出

まず、現在のレセプトの提出方法ですが…

医療機関によっても様々ですが、主に次の3つかと思います。

  • オンラインで電子レセプトのデータを送信
  • CD-Rなどの記憶媒体に電子レセプトのデータを保存して提出
  •  紙レセプトを提出

 

電子レセプトによる請求

2010年のレセプトの電子化による請求の原則義務化に伴い、

現在、電子レセプトによる請求が一般的となっています。

よくレセプト電算とか言われます。

 

レセプトチェックが終わり、内容の修正等を済ませると

レセコンや電子カルテなどでレセプトのデータを作成します。

そのデータをCD-Rなどの電子媒体に保存し

送付書をつけて審査支払機関へ郵送または持参、

もしくはオンライン請求システムにて審査支払機関へ

オンラインで送信します。

 

電子レセプト請求の猶予と免除

電子化レセプトによる請求が義務化されているとはいえ

一部個別の事情により電子レセプトによる請求ができない場合は

審査支払機関へ猶予届出書を提出すれば紙レセプトでの請求が可能です。

 

また手書きレセプトについても

『手書き又は常勤の医師・薬剤師全員65歳以上の高齢者である保険医療機関

という条件で同じく審査支払機関へ免除届出書を提出すれば

手書きレセプトでの提出が可能です。

 

紙レセプトによる請求

電子化レセプトが義務化された今でも

紙レセプトによる請求をしている医療機関もまだまだ残っています。

どのくらい残っていると思いますか?

 

社会保険診療報酬支払基金ホームページにて

レセプト形態の請求状況が公開されていましたので抜粋しました。

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レセプト請求形態別の請求状況(平成29年度)|社会保険診療報酬支払基金

 

右の赤枠の部分が紙レセプトで請求している医療機関の件数です。

400床以上の病院でまだ8件も紙レセプトによる請求です。

400床未満の病院は63件、そして診療所は4,971件です。

紙レセプトで請求している医療機関は93.587件中で5,042件で

5.4%が紙レセプトによる請求ということ。

いろいろな事情があるにせよ、現場の人たちは大変だと思います。 

紙レセプトでの請求はいろいろな決まりごとがあるからです。

 

紙レセプトで提出するための決まり事

今も昔も紙レセプトを提出するためには細かい決まりごとがあります。

都道府県によって違っていて、

国保連合会のホームページに今現在も記載してあります。

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滋賀県の例ですが、今でも総括表や福祉請求書の表紙の紙の色

並び順、最後に台紙を添付すること、左上を紐で結ぶことなどなど

こまかーーーい決まりごとがあります。

これは滋賀県だけではなく、東京都でも北海道でも同じような決まりがあり

紙で提出する場合はこれに従って提出することになります。

 

滋賀県だけではなく、他の都道府県でも

総括表や福祉請求書も色用紙を使うことが多くあります。 

それでも昔と比べると簡素化され、随分色が少なくなりました。

手書きが主流の時は保険種別ごとにレセプトの色も違っていましたので

かなりカラフルだったと思います。 

 

総括表

総括表は印刷できる場合とできない場合があります。

印刷できない理由は、システムがショボいから、ではなく

国保の総括表が各都道府県によってバラバラだから!です。

そのため、システム側で47都道府県すべての様式に対応しているところは少なく

自院のある都道府県が対応してるかどうかによって

印刷できるかできないかが決まります。

 

できない場合は、印刷した総括表を自分の都道府県様式の総括表に手書きで転記。

手書きのレセプトの場合は総括表ももちろん手書きです。

電卓片手にポチポチです。

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レセプトの並び替え

それらを都道府県の決まりにのっとって並び替えをし、

千枚通しで穴を開け、こよりで綴じます。

 

こよりってわかります??

ティッシュを指でネジネジするとできるアレです。

 アスクルで見てみると…

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これです。

これで綴じることになってましたが、

今はそこまで決められてないと思います。

 

この束を抱えて審査支払機関に持ち込んだり、郵送したりするわけですねー。

 

どうして並べ替えが必要か。

審査支払機関で保険ごとに抽出して

各保険者へ振り分ける必要があるからでしょうね。

 

やっぱりオンライン請求って楽ですね。

 

さて、ひと昔前のレセプト業務の一連の流れをご紹介しましたが

なぜ知ってるんだろう?いくつなんだ??と思うかもしれませんね。

それについてはまた次回。

 

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電子カルテがない時代の医療事務のお仕事 ~~レセプト編その2~~

医療事務の歴史

どうも。しよです。

前回に引き続き、医療事務の歴史を振り返ってみたいと思います。

 

 

前回はIT化が進んでいないひと昔前のレセプト作成について振り返ってみました。

前回分 ↓ ↓ ↓  

 

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レセコンや電子カルテがない時代

今回もレセプト業務についてです。その2。

今回はレセプトでもチェックについての今昔を比較してみたいと思います。

 

さてさて。レセプトの作成が終わったら、

レセプトのチェックをすることになります。

レセプト点検業務です。

 

現在のレセプトチェックは? 

現在はレセコンやレセプトチェックソフト等で

システム的にレセプトをチェックすることができます。

電子カルテによっては診療内容を入力する際に

リアルタイムで薬剤と病名などのチェックするものもあります。

 

一般的にはまずひと通り、システムでチェックをかけた後に

目視チェックに入るところが多いのではないでしょうか。

もしかしたらレセプトチェックはシステム任せ!というところも

診療科や規模によってはあるかもしれません。

 

ひと昔前のレセプトチェックは?

しかし、ひと昔前はシステム的なレセプトチェックはできませんでしたので

レセプトチェックは今よりも医療事務のスキルと経験をフル活用

最初から1枚ずつ目視で確認を行っていきます。

 

電卓そろばん片手にこの時に仕事のすべてをかける!

残業するのは当たり前!!できるまで帰りません!!!

 

という時代。

レセプトの束を抱え、事務室でせっせとレセプトチェックをしていたわけです。

10日には送らないといけないですからね。

達成感は今よりあったかもしれませんね。知らんけど…

 

レセプト業務の業務効率

今でも医療事務の仕事は月末月初は大変!大変だ!と言いつつ

ここに充実感を感じている人も多いのではないかと思います。

システムで多種多様なチェックができる今でも

以前のようにレセプトを印刷してチェックするという業務の流れが残っています。

 

紙に印刷してチェックするって今どき一般企業ではあるのでしょうか?

しかもレセプトは1人1枚なので印刷枚数は膨大で、印刷する時間も必要です。

電子レセプト請求の場合、紙レセプトは必要ないので

チェック後にシュレッダーで処分する必要もあります。

個人情報の塊なので、メモなどに使えない。

たしかに紙のチェックじゃなければやりにくいと正直思います。

それだけレセプトが複雑。

画面でのチェックも疲れます。

それでも、毎月毎月、レセプトのチェックを行なうために

レセプトは患者の数だけ印刷されるのです。

エコではないんですよねぇ。

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病名チェック

ここで少し寄り道。病名についてです。

 

病名は現在、ICD-10という世界保健機関(WHO)が作成した分類が使われています。

このICD-10とは病因・死因を分類し、

その分類をもとに統計データを分析するためのもので

日本でもICD-10に基づいた病因・死因の統計がとられ

医学的分類としてカルテの管理等に活用されています。

 

このICDの正式名称は「疾病及び関連保健問題の国際統計分類(International Statistical Classification of Diseases and Related Health Problems)」といいます。

長すぎ。。。

よくICD-10コード標準病名と言われたりします。

 

1900年に第1版が出版されて以降10年ごとに改訂され、

ICD-10は1990年に採択された第10版となるので、ICD-10ということ。

そのうちICD-11になるのでしょうね。

 

レセプトなどで使う病名は、レセプトの電子化に伴い

以前のようにどんな病名のつけ方でもいいというわけではなく

このICD-10コードを活用した標準病名マスターを使用し

一定のルールの中でつけていくことになります。

例えば(〇〇〇)というカッコを使わない、とか1行1病名とか。

あまりにルールを無視したつけ方をしていると

審査支払機関から『もう少しルール守ってねー』というような通知がきます。

 

そのマスターを使用することにより、

審査支払機関・医療機関の両者とも機械的なチェックがかけられるようになります。

このことは業務効率化につながっています。

 

ということで、レセプトチェックについて、いかがだったでしょうか。

もし、自分ところはこの手順!という方いらっしゃいましたら

コメントにでも入れてください!

 

次回は『紙レセプト提出のためのルールについて』です。

 

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電子カルテがない時代の医療事務のお仕事 ~~レセプト編その1~~

医療事務の歴史

どうも。しよです。

前回に引き続き、医療事務の歴史を振り返ってみたいと思います。

 

 

前回はIT化が進んでいないひと昔前の窓口での会計業務について振り返ってみました。

前回分 ↓ ↓ ↓  

sho-sh.hatenablog.com

 

レセコンや電子カルテがない時代

今回はレセプト業務についてです。

IT化されていない時代、当然レセプトは手書きです。

カルテを見ながら電卓やそろばんを使ってレセプトを作っていきます。

 

手書きレセプトと言えば、医療事務の資格を取得するときに

実技試験で手書きレセプトを作成したりしますね。

アレです、アレ。

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レセプト業務と言えば医療事務の仕事でもっとも重要な仕事ですが

今と昔では驚くほど業務効率が違います。

 

資格試験ではなく、業務の中で手書きレセプトを作ることを想像してみてください。

ものすごい時間がかかると思いませんか?

そしてレセプトの提出期間は…

今と変わらずレセプトは10日までです。

 

また今のように『オンラインでピロっと送信』というわけではなく

審査支払機関に届けないといけないので

郵送するならさらに締め切りは早くなります。

 

では、どういう業務だったのか。

 

現在のレセプト業務の流れ

まず、現在のレセプト業務について、ふれておこうと思います。

ほとんどのところが電子カルテやレセコンを使用されていると思いますので

手書き・紙レセプト提出以外の一般的な流れをご紹介します。

  1. レセプトチェック機能またはレセプトチェックソフトで機械的なチェック
  2. チェック用レセプトの印刷(もしくは画面上)で目視によるチェック
  3.  チェック内容を修正
  4. 返戻分や月遅れ分等の処理
  5. レセプトデータを作成
  6. オンラインにてデータ送信。もしくはCD-Rなどの記憶媒体にデータを保存して審査支払機関(支払基金または国保連合会)に郵送や持参などで提出

おそらく、だいたいこんな流れではないかと思います。 

 

レセプト用紙

昔を振り返るのに、まずはレセプト用紙の件です。

まずはレセプト用紙から違います。

現在は白紙のA4用紙に印刷していると思いますが

以前は罫線付きの専用紙を購入していました。

コスト高。

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…そして穴あきだったりします。

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紙レセプトを提出することを知らない場合は穴??って思いますよね。

レセプトは指定の順番に並べて紐で綴じないといけません。

昔は千枚通しで穴を開けてたそうです。

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さらにこういう色のついたレセプトも。

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たしか高齢者の保険分は色がついたレセプト。

 

さらにさらにもーーっと昔、用紙の大きさはB5です。

保険種別ごとに色が違っていたということで

他にも緑だとかピンクだとかいろんな色がありました。

 

ひと昔前のレセプト業務の流れ

紙レセプトを提出する場合の一般的な業務の流れです。

  1. 保険種別ごとにカルテや会計欄を見ながらレセプトの作成(レセコンがある場合はレセプトを印刷)
  2. レセプトを目視でチェック
  3. 返戻分や月遅れ分の処理 
  4. レセプトの並び替え
  5. 総括表や福祉請求書等の作成
  6. レセプト・総括表・福祉請求書を綴じる
  7. 審査支払機関へ郵送もしくは持参

だいたいこんな感じでしょうか。

 

紙レセプトの提出の場合は、この並び替えや総括表の作成が

めんどくさいことこの上ないわけです。

電子レセプトなら、並び替えは必要ないし、総括表も自動で作成できます。

この流れだけを比較してみても、かなりの非効率というのがわかると思います。

 

じゃ医療事務の資格を取るときにレセプト作成を勉強したのは全て無駄?!

いいえ。そんなことはありません!

基本を知っておくことは何事でも必要です。

現状、レセプトの点検には目視チェックも重要となっていますので

無駄にはならないんですよ。

 

ではそのレセプトのチェックや紙レセプトの提出ルールについてはまた次回以降に。

 

 

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