医療情報技師試験を受けようと思っている人へ!過去問Part1
医療情報技師試験
医療情報技師試験ってあるんです。あ。これも医療事務と同じく民間資格ですね。
医療系システムのベンダーさんでもけっこう持ってる人いるんです。
「情報処理技術」「医学医療」「医療情報システム」の3つの試験を一定基準クリアすると合格します。
合格率は30%超って感じでしょうか。公式サイトではH29年で33.53%となってます。
転職にも役に立つと思います!
詳細はググりましょう。。。
今回はその過去問に私の感想を付け加えてみます。
2017年医学医療系 過去問
過去問その1
インフォームドコンセントについて誤っているものはどれか。
1)医師法に規定されている。
2)十分な説明が必要である。
3)ヘルシンキ宣言で明文化された。
4)患者が自己選択する権利である。
5)リスボン宣言で患者の権利として明文化された。
過去問その2
DPC/PDPSにおいて包括評価部分に含まれないのはどれか。
1)検査料
2)手術料
3)投薬料
4)画像診断料
5)入院基本料
過去問その3
保険診療との併用が認められるものはどれか
1)健康診断
2)無診察診療
3)予防的医療
4)医薬品の治験に係る診療
5)特殊療法・研究的検査等
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過去問その1回答と解説
正解:1
インフォームドコンセントの根拠となる法律は医師法ではなく医療法。
インフォームドコンセントとは、医師が診断・治療のプロセス、傷病名、病状、治療の方法、治療法のもつ特徴・利点・危険性、および予後、複数ある場合にはそれらの比較などについて、十分に説明し、患者が十分に理解した上で医療行為を行うことに同意するプロセスをいいます。
入院手続きの時にも理解できてるかどうかは別として、たっぷり時間をかけて説明してくれたりしますわなぁ。書類もたっぷり。
過去問その2回答と解説
正解:2
DPC/PDPSでは病院の運営に要する「ホスピタルフィー的要素」は包括評価の対象。これに対し、医師の専門的な技術を要する「ドクターフィー的要素」は出来高で算定。
そりゃそうだ。だって、ドクターがどれだけ難しい手術や複雑な検査、診断など行なっても定額制だと経営的にも大変だし、やってられねーー!って言いたくなると思う。
しかし、ドクターフィーとかホスピタルフィー。なんでも横文字。
過去問その3回答と解説
正解:4
保険診療との併用が認められているのは評価療養と選択療養。評価療養には先進医療や治験、などなど。
保険診療の禁止事項は1)健康診断、濃厚(過剰)診療、特定の保険薬局への患者誘導など、2)無診察治療、5)特殊療法・研究的診療
3)予防的医療は保険外診療
禁止事項や保険外は見てみると保険ではそりゃ無理でしょーーという項目。なんとなし。
けど、特定の保険薬局への患者誘導って、、、同一ビル内に入ってたり、目の前にあったり。暗黙のルール?周知の事実?!
新規開業の立ち合い時に医療事務さんが知らずに薬局を案内しているケースもよく見ます。だめなのよーとお伝えすることも。そりゃ医療事務試験では教えてもらわないよね。
ちなみに私はいつもお世話になっているかかりつけ薬局があります!
過去問は自分の苦手なものから。…??間違えたものからってこと??…そうとも言う。