医療情報技師試験を受けようと思っている人へ!過去問Part3
2017年医学医療系 過去問Part3
はいー。どうも!しよです。
今回は医療の資格シリーズです!社会派ネタは後日…
医療情報技師試験の過去問+しよさんのぼやき付解説いきまーす。
過去問その1
医療安全管理に関係がないものはどれか。
1)質問紙法
2)4M4E分析
3)SHELモデル
4)根本的原因分析
5)インシデントレポート
過去問その2
医薬品医療機器等法で高度管理医療機器に分類されるものはどれか。
1)心電計
2)人工呼吸器
3)ネブライザー
4)手術用照明器
5)電子式血圧計
過去問その3
診療ガイドラインの目的でないものはどれか。
1)治療結果の評価
2)エビデンスの提供
3)患者への情報提供
4)施設間格差の解消
5)医療の標準化の推進
はい。ではここから回答と解説いきます。
過去問その1回答と解説
正解:1
質問紙法は定量調査で用いられるもの。
医療安全管理の情報収集ツールとして5)インシデントレポートが重要。
インシデントや有害事象の再発防止策を検討するためには事例をもとに根本的な原因の追究が必要で、これを4)根本原因分析(RCA:Root Cause Analysis)という。
RCAの手法として3)SHELモデル 2)4M4E分析 が用いられる
インシデントレポートで収集された情報は匿名化され、病院間の垣根を越えて全国レベルで活用される取り組みが行われている、てこと。
過去問その2回答と解説
正解:2
医薬品医療機器等法ではリスクに応じて3つに分類
- 一般医療機器:リスクが極めて低い(ネブライザー、ピンセットなど)
- 管理医療機器:リスクが比較的低いもの(心電計、電子血圧計など)
- 高度管理医療機器:リスクが高いもの(人工呼吸器、輸液ポンプ、ペースメーカー、バルーンカテーテルなど)
高度管理医療機器の分類になるものは確かにリスク高そう。命に直結する。
過去問その3回答と解説
正解:1
診療ガイドラインはEBMに基づき標準的で均質、適正な医療を推進するための指針を提供するために作成されたもの。
治療効果の評価に用いるものではない。
がんの治療によく標準治療という言葉が出てきます。診療ガイドラインで実施がすすめられている治療。
科学的根拠に基づいた観点で、現在利用できる最良の治療であることが示され、ある状態の一般的な患者さんに行われることが推奨される治療をいいます。が、そうでない情報がネット上ではたくさんあふれていて、それが必ずしも正しいものではない場合も。惑わされないように。
勉強にはこれを使っています。 ↓ ↓ ↓
医療情報サブノート第4版 [ 日本医療情報学会医療情報技師育成部会 ]
過去問は自分の苦手なものから。…??間違えたものからってこと??…そうとも言う。