入院したとき『高額療養費制度』の申請をして病院への支払いが約35万安くなった!
医療費が高くなりそうなときには『高額療養費制度』の申請をしましょう-その2
はい。こんにちは、こんばんは。しよです。
前回は『高額療養費制度』の必要性を記事にしました。
前回分 ↓ ↓ ↓
この制度、知ってるのと知らないのでは
かなり医療費の負担が変わります!!
ただ、いくら申請しましょう!と言われたところで
具体例がないとわかりにくいですよね。
ということで、自分が入院していた時に
どのくらい医療費がかかって
どれだけ『高額療養費制度』の恩恵を受けたのか
計算してみたいと思います。
入院した時の医療費の自己負担金は実際いくらだったのか?
医療費の負担金のお支払いをすると
内訳のわかる領収書をいただけます。
医療費控除に使うやつです。あの領収書。
フォームが決まっていますので
どこの医療機関もほぼ同じような領収書です。
見比べてみてください。
領収書の内訳
まず、、、
わたくし、手術を伴う入院を17日間行いました。
では17日間で医療費はいくらだったか?
医療費の自己負担金としては92,671円でした。
内容を確認してみます。
領収書を見てみると…
抜粋します。
入院料 | 1150点 |
医学管理 | 1370点 |
検査 | 50点 |
画像診断 | 70点 |
麻酔 | 16203点 |
病理診断 | 2760点 |
包括評価 | 52248点 |
総点数 | 152407点 |
これ、円じゃなくて点数です。
1点=10円です。
ということで、医療費は1,524,070円ということになります。
まさかの150万円超え。
健康保険に加入しているので
この金額の3割分が自己負担金ということになります。
日本の国民皆保険制度ってすばらしい。
1,524,070円 × 0.3=457,221円
3割にしても45万か… 高いなー。
『高額療養費制度』の申請をしていなければ…
『高額療養費制度』の申請をしていなければ
自己負担金分として窓口で457,221円を支払わないといけません。
3割負担にしても高いです。高いよー。
事後に申請する場合も一緒です。
『高額療養費制度』をあとで申請したら?
まずはこの約45万を支払ってから申請し
後で上限超したお金を払い戻ししてもらいます。
払い戻しまでに3ヵ月はかかります。
前回の記事でも事前申請がオススメと書きました。
結果的に支払う金額は事前申請でも一緒なんですが
だって、返ってくるにしてもよ
それだけ払うのしんどいやん。
『高額療養費制度』の申請をしていると
わたくしは『高額療養費制度』の申請はすでに済ませていたので
『限度額適用認定証』が交付されており、限度額が適用されます。
要は上限が決まってるってことね!
この中の『区分ウ』の対象となっていましたので
80,100円+(総医療費ー267,000円)×1%
これをあてはめてみると
冒頭に記載した92,671円となります。
457,221円が92,671円。。。
364,550円も差があります。
これ書きながらビックリです。
ただし、くれぐれも。人によっては負担が違います。
最終的にいくら支払ったの?
『高額療養費制度』の対象にならないのが
入院時食事療養費という食事代で
この費用が別途必要です。
一般的に平成30年4月より1食460円となっています。
この費用も人によって違いますのでご確認を~~。
入院していた時は1食360円の時で
17日間で16,200円でした。
ということで、医療費の自己負担金として
窓口でお支払いした金額は108,871円で
約35万円やすくなりました。
前回も書きましたが
医療費控除ももちろん適用されます。
まとめ
これはあくまでもわたくしの負担金ですので人によって違います。
どのくらい安くなったかというのも
入院する期間や手術の有無、病気などによって異なりますし
個室に入るなどしても支払額は変わってきますが
『高額療養費制度』の申請をするだけで
かなりの負担が軽減されることをわかっていただけたでしょうか。
とはいえ、体健康だし、関係ないし~~と思っているあなた。
いつ入院することになるかわからないんですよ!
ケガで通院もそうです。
ということで、細かいことは覚える必要ありません。
病気やケガをした時はまず『高額療養費制度』の申請をする
これだけしっかり覚えておきましょう!