医-ラーニング

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診療所(クリニック)の電子カルテはクラウド型がトレンドっぽい~その4~

電子カルテ

 

毎日ホントに暑いですね。

暑さにはちょっと強いしよです。

さてさて、今回も電子カルテについて書いちゃいます。

 

が、、、なんだかとても長いシリーズになりそうなので

ある程度たまったらまとめた方がいいのだろうかと思い始める…

後々、まとめることにします。

それまで読み飛ばしていただいてもいいですし、ご興味ある方はどうぞ!

 

前回までの復習

電子カルテの分類、特徴、導入にかかる費用について数回に渡って書いてみました。

前回分です! ↓ ↓ ↓ 

sho-sh.hatenablog.com

  

sho-sh.hatenablog.com

  

sho-sh.hatenablog.com

 

前回、医療機関ではICT化が進みにくく

電子カルテの普及率が低いということを書きました。

その一因として導入費用の高さがあげられています。

 

低価格化

レセコンの価格破壊

高い導入費用でなかなかICT化が進まない中、

日本医師会の日医標準レセプトソフト(日レセ)

通称ORCAというシステムが登場します。

このORCA電子カルテではなく

レセプトコンピューター(レセコン)です。

このレセコンを日本医師会が2002年オープンソースとして公開しました。

ORCA Project:日本医師会ORCA管理機構

「日医標準レセプトソフト」を公開します

現在、全国約10万箇所の医療機関の8割以上が、毎月の診療報酬を請求するため、専用コンピュータ(レセコン)を使用しています。このレセコンは、主に民間企業主体で開発・販売され、メンテナンス費用を含めると、高いものでは700万円から800万円、安いものでも300万円から400万円の投資が必要でした。また、それぞれの企業が独自に開発を進めた結果、データの形式にほとんど互換性がなく、ネットワーク化も進んでいません。
そこで日本医師会では、医療のIT化、医療情報の標準化を進めるためにORCAプロジェクトを立ち上げ、その1つの手段として、ネットワーク端末としても利用できるレセコンの開発に着手してきました。そして、これを日本医師会独自のものにおしとどめることなく、国民に良質の医療を提供するため、広く一般に利用できるよう公共財的な位置付けで、このプログラムを公開することを決定しました。

ポイントかなと思うところに勝手に線をひきました!笑

 

このORCAはどんどん普及していきます。

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それまで初期導入費用が300万円台~していたものが

地域にもよりますが

最小構成なら100万円台で購入できるようになりました。

 

従来のレセコンは開発メーカーが独自開発をするため

初期導入費にソフト+ハード+導入費用がかかっていましたが

ORCAの場合は、ソフトの部分が日本医師会より無償公開されたため

ソフト部分が費用としては発生しません。

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これによってどんどんORCAの普及率が高くなっていき

他のメーカーもその価格を追従していくことになります。

結果、レセコンの価格破壊が起こります。

 

ORCAと連携する電子カルテ

日本医師会ORCAオープンソースにて公開したことにより

このORCAに連携する電子カルテがどんどん世の中に出てきました。

前回書いた通り、市場規模が拡大する見込みも合わさり

医療業界以外からの新規参入の企業も増えています。

 

電子カルテの開発メーカーは一番厄介な診療報酬の計算部分をORCAに任せ

複雑な診療報酬制度の知識が高くなくても電子カルテの開発をすることが可能です。

また、制度改定に対応させることも必要ありません。

結果、開発コストが下がります。たぶん

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ということで、今ではORCAと連携するとうたっている電子カルテ

無床診療所対応:37件

有床診療所対応:19件

病院対応:15件

これだけリリースされました。

 

これらの電子カルテは先に書いた通り、レセコン部分はORCAを利用するので

その分のコストが下がり、導入費用が安くなります。

このORCAを利用した電子カルテを『その2』で出てきた『分離型』の電子カルテと分類します。

が、、、『一体型』も黙っちゃいません!

 

ということで、ORCAの誕生で電子カルテの低価格化につながるのですが続きは次回。

次回は電子カルテの低価格化についてデス。

 

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