医-ラーニング

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電子カルテを導入する前に確認!目的が明確になってますか?

電子カルテ

台風が過ぎ去りました。

どうも。しよです。

被災された方々、お悔やみ申し上げます。

早く日常に戻れますようお祈りしております。

 

さて…

今回も電子カルテです。

 

電子カルテの選定

目的・目標を決めること

まず電子カルテの選定をする際に目的・目標を定めましょう!

電子カルテを導入したら何がしたいですか?

どうなりたいですか??

 

  1. 過去カルテの見やすさ?
  2. 効率化したい??
  3. 患者さんへ説明する際に視覚的に説明したい??
  4. 往診に利用する??
  5. 情報の共有をしたい?
  6. 文書を楽に作りたい?
  7. タブレット使って簡単に??
  8. とにかく安く??

 

以前の記事でも書いていますが、電子カルテは多種多様ありますが

大枠でできることはほとんどどこのメーカーも同じです。

 

患者カルテ作成⇒文書作成⇒検査データを閲覧⇒会計

 

あとは細かいところの違いを確認していくことになります。

上のうち1.2.3.6はほとんど同じなので自分の好みになるかと。

5はどこまでの範囲で情報を共有したいか、その範囲がメーカーにより異なります。

4はクラウド型を選択しましょう。

7は確認が必要です。

8は見た目上安く見えても実際に見積りしてもらうと違うこともよくあります。

安さに飛びつくと安物買いの銭失いにもなりかねないので

なぜ安いのか、理由を確認することが必要です。

 

まずデモを見る前に自分の目的や目標を決めておくことをオススメします。

そうしておくとデモを見る際にポイントを絞られますし

機能比較もしやすくなり、その点について自分の納得できるまで質問もできます。

 

デモは電子カルテのいいポイントをかいつまんで紹介し

実際に実務でやっているところを見せるわけではありません。

見栄えのいいところを見せてますので

目的が決まってないと全部よく見えてしまって

自分のところに合わない電子カルテを選んでしまう可能性があります。

 

最近の傾向としてタブレットを使用したデモは見栄えがいい。

タブレットいいねぇ!よし。これにするぞ!』

導入後、タブレット誰も使ってない…

 

こういうのけっこうあるんですよ。ホント。

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なんでもできるスーパー電子カルテ

えーーっと。

目的・目標を持つことは大事なのですが

大きく現実とかけ離れていることもあります。

診療所用の電子カルテは病院の電子カルテとは違い

パッケージで販売しているところが多いため

自院用にカスタマイズできるわけでもないんです。

 

カスタマイズをすると保守にも関わってくるので

コストを抑えるためにカスタマイズしないメーカーがほとんどです。

それでもなんとか自分の希望をかなえてほしい!

という場合は、対価を支払えば何とかなるかもしれませんが

ながく使い続けることを考えるとあまりお勧めでもありません。

 

保守するメーカーはシステムの更新をするたびに

その医療機関のために別対応をしないといけなくなります。

正常に動くかどうか?なども含め…

 

そしてそういうカスタマイズに対応する場合は

担当者レベルで対応していることが多いため

その担当者が辞めてしまうと、うまく引継ぎがされておらず

更新のたびに混乱する、ということもよくあります。

混乱することで困るのは結局医療機関の方なので

もし、カスタマイズしてほしい!というものがあれば

本当に必要なのか、もう一度考えてみましょう。

 

それでもなおその機能がいる!と思う場合は

対応してくれるのかどうか、

対応してくれる場合は継続することでどれだけの対価が必要なのか

事前に確認しておくことが必要です。

 

ということで、診療所用の電子カルテはなんでもできるスーパーシステムではないわけです。

今までの紙カルテの運用にあわせるのではなく

電子カルテに自院の運用をあわせていく必要もあります。

カスタマイズを考える前に、運用を変えることでカバーできないのか

今一度考えてみてください。

 

長ーーいお付き合い

電子カルテは1度導入をするとなかなか変更することができません。

ながーいお付き合いになります。

気に入らないからといって気軽に変更できないので

カルテメーカーやディーラーの営業マンに流されず選定する必要があります。

 

ナゼ変更することができないの??

各メーカーでデータでの仕様がバラバラで標準化されていないからです。

患者の基本情報やコストの部分は会計情報を駆使してなんとかなる可能性もありますが

記事の部分はA社のカルテからB社のカルテにするって言っても

診療所用電子カルテの場合は

過去のデータを簡単にB社のカルテには移せないんです。

 

でもカルテは5年の保存義務があります。

変えるときはどうするかというと

一般的に多いのはカルテの内容をPDFにしてお渡し!です。

仕様が標準化されれば電子カルテを変更することも容易になりますので

そうなればいいと思うんですけどね。

なんとリアルタイムなニュースがあったのでリンク貼ります。

 

www.medwatch.jp

 

以上、個人的な見解による電子カルテの選定のポイントでした。 

 

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