医療情報技師試験を受けようと思っている人へ!過去問Part12
2017年医療情報システム系 過去問
はいー。どうも!しよです。
そろそろ試験も近づいてきてますね。
医療情報技師試験の過去問+しよさんのぼやき付解説いきまーす。
過去問その1
レセプト電算処理システムに関係しないのはどれか。
回答と解説
正解:2
2)介護給付費の請求も電子的に行われるが、レセプト電算処理システムには関係しない。レセプト電算処理システムは医科、DPCおよび歯科並びに調剤の診療報酬の請求に関する業務を紙での請求ではなく、電子的に行えるようにするシステム。
要するに医療と介護は別!だから改定も別。医科は2年毎。介護は3年毎。
お金の出どころも違う。介護保険だから~~
過去問その2
地域医療連携システムにおいて診療記録を相互に閲覧する目的で利用する場合に必須でないのはどれか。2つマーク。
- 閲覧されるデータはセンター管理する
- 閲覧について患者の同意を取得している
- 各病院のシステム運用管理規定を統一する
- 閲覧可能な診療情報の内容を患者に説明する
- システム利用者に対するセキュリティ教育を定期的に実施する
回答と解説
正解:1,3
1)データをセンター管理しなくても閲覧は可能。3)地域医療連携システムの運用管理規定は参加病院の間で統一する必要があるが、病院のシステムは病院ごとに異なるので、運用規定も独自のものでかまわない。
それ以外の選択肢は必須よ必須。
地域医療連携については数年前から各地域で国からの補助金が出て整備されてきたけど。
補助金が出なくなってうまく運用できている地域がどのくらいあるのか?
ここに税金が大量投入されるのかと本気で思った。
一時的にでもそれで潤うところもあるので、景気向上にはある程度役立つと思う。
過去問その3
地域医療ネットワークシステムと関係がないのはどれか。
- HL7
- RIS
- VPN
- HPKI
- DICOM
回答と解説
正解:2
2)RISとは放射線科情報システム(Radiology Information System)の略称で、放射線科部門における情報システムのこと。地域医療連携ネットワークとは基本的には関係がない。
地域医療ネットワークシステムの構築には医療情報の交換のための標準規格である1)HL7(Health Level Seven)や5)DICOMが用いられる。
通信の漏洩・盗み見を防ぐため、3)VPNを利用する。
利用者のなりすましや文書、データの改ざんを防ぐため、4)HPKI(保健医療福祉分野に適用される公開鍵基盤PKI)が利用される。
横文字、アルファベットの羅列。。。なんとかならへんか?
過去問その4
在宅患者への遠隔診療を行う際に必須なのはどれか。
- 代替手段の確保
- 保険所への届出
- 専用通信回線の設置
- 患者もしくは家族の同意
- 生体情報収集装置の設置
回答と解説
正解:1,4
1)情報通信機器が故障した際の対処方法についてあらかじめ決めておくこと。4)遠隔診療を行うことの説明を患者や家族に十分に説明し、同意を得ておくこと。
平成30年の診療報酬改定で『オンライン診療』に関係する点数が新設されました。
今、旬のネタでもあるので、この点数については試験までに調べておいても損はしないと思います。…たぶん。
もうそろそろ試験ですねぇ。受験される方、がんばってください!
勉強にはこれを使っています。 ↓ ↓ ↓
医療情報サブノート第4版 [ 日本医療情報学会医療情報技師育成部会 ]