医療情報技師試験を受けようと思っている人へ!過去問Part14
2017年医療情報システム系 過去問
はいー。どうも!しよです。
もう試験もすぐそこですね。
お盆明けでしんどいと思いますが、あと少し、がんばりましょう!
医療情報技師試験の過去問+しよさんのぼやき付解説いきまーす。
過去問その1
医薬品との関連がもっとも低いのはどれか。
- 手術オーダ
- 創傷処置オーダ
- 糖尿病食オーダ
- レジメンオーダ
- 胸部単純撮影オーダ
回答と解説
正解:5
5)単純撮影は造影剤を用いない。
1)2)手術や処置には医薬品が欠かせない。
3)糖尿病食の対象となる糖尿病患者は食事療法・運動療法・薬物療法を併せて行っていることが一般的。
4)レジメンとは抗がん剤治療に関するもの。
治療(診療行為)を思い浮かべるとなんとなく想像つきそうな問題。
単純撮影はフラーっと撮影室に行ってパシャって撮影して終わり。
それ以外のモノはなんかしらの医薬品が回りにあるイメージ。
過去問その2
医療用医薬品へのバーコード表示の目的でないのはどれか。
- 有効期限の明示
- 医薬品価格の明示
- 取り違え事故の防止
- 医薬品流通の効率化
- トレーサビリティの確保
回答と解説
正解:2
医薬品のバーコード表示の目的は
医療安全の向上
4)流通の効率化を図る
5)流通過程を把握できるようにすること(トレーサビリティの確保)
3)バーコード認証で散り違え事故防止
1)バーコード規格には商品識別コード、有効期限、ロット番号を含む。
2)医薬品価格は変動するし、安全性の向上に関係なし。
いつも思うけど…バーコードのない時代って大変やったやろうなぁ。と。
何をするにしても細かくチェックもいるし。
バーコードができたことでかなりの効率化を図れている気がする。
てか、横文字よ…トレーサビリティ…文末参照!
過去問その3
麻薬施用者番号を管理するシステムはどれか。
- 麻薬管理システム
- 処方オーダシステム
- ユーザ管理システム
- 服薬指導支援システム
- 薬品情報提供システム
回答と解説
正解:2
麻薬施用者とは麻薬の施用を許可された医師、歯科医師を指す。
麻薬を含む処方・注射オーダーの発行には麻薬施用者番号の記載が必要。
これはひっかけ問題的な感じやなぁ。
麻薬施用者を管理するシステムとは?という字だけを見ると、ついつい『麻薬管理システム』とか答えたくなると思う。
麻薬管理システムは麻薬の使用管理なので、麻薬施用者番号は必要ないのでえすっ。
処方箋に麻薬施用者番号を記載するように、電カルやレセコンにはその番号を登録する場所があります。
過去問その4
処方オーダの機能に含まれないのはどれか。
- 調剤鑑査
- 薬剤検索
- 禁忌チェック
- 薬剤情報表示
- 院外処方箋発行
回答と解説
正解:1
1)調剤監査は薬剤師が処方箋に基づいて調剤した薬剤を監査する行為。
処方箋はオーダーされた時点で発行され、それを薬局で調剤する。
調剤が終了した後に監査する。
これは運用の流れを想像すると答えられる問題かなー。
処方オーダーには2)の医薬品検索必須だし、3)禁忌チェックもオーダー時にチェックがまずかからないと危険だし。
4)薬剤情報もオーダー時に見るものだし。
5)院外処方箋発行ができない処方オーダーはお話になりまへんわ。
おまけ
トレーサビリティとは
トレーサビリティは主に流通分野で使用されている言葉です。
生産物が消費者の元に届けられるまでの経路、廃棄されるまでの経路を追跡できる状態、可視化できる状態にしておくことをトレーサビリティの確保といいます。
まもなく試験ですね。受験される方、がんばってください!
勉強にはこれを使っています。 ↓ ↓ ↓
医療情報サブノート第4版 [ 日本医療情報学会医療情報技師育成部会 ]