レセプト業務とは?医療事務の重要な仕事の1つです。
医療事務のお仕事
どもども。しよです。
夏も終わりましたねぇ。
肌寒くなってきました。体調崩さないように気をつけましょう。
最近、
医療事務の仕事って具体的に何するんですか??
と聞かれることも多く…
何度か当ブログでも取り上げている内容ですね。
医療事務の仕事は働く医療機関の規模によって内容が変わってくるのですが、主に窓口業務、レセプト業務になると思いますヨ。
今回は医療事務の仕事でも、レセプト業務に重点をおいて、説明したいと思います。
レセプト業務
レセプトとは?
そもそもレセプトってなんだ??ってとこだと思います。
医療機関に行くときには保険証を持っていき、医療保険を使って診察を受けることがほとんどです。
診察が終わると、かかった医療費は、保険の算定ルールに基づき計算され、患者は一部だけを窓口に支払います。
その窓口で支払ったお金が医療機関の全収入というわけではなく、あくまでもそれは一部のみ。
残りについては、レセプトという診療報酬明細書というものを作成し、そのレセプトを用いて、その患者の属している保険者(協会けんぽや市町村)に請求します。
ということで、医療機関の収入は
『患者が窓口で支払った金額+レセプトで請求した金額』
の2つを合わせたものが主な収入となります。
レセプト業務とは?
レセプトは診察の都度作成するわけではなく、毎月まとめて作成し、請求を行います。
その請求は算定ルールに基づいて正しく請求しなければなりません。
ルールを破ってもダメだし、ズルをしてもダメ。
保険者は医療機関が正しい請求をしてきているのか、しっかりチェックをします。
ということで、医療事務さんは専門知識をフル活用して、レセプトを作成するわけです。
ここで誤った請求をしていると、
これは修正して!
と請求したものが差し戻されてきたり
これは払えない!
と問答無用で減額されたりします。
医療事務の知識が医療機関の収入を左右するといっても過言ではないと思います。
レセプト業務の流れ
このレセプト業務ですが、だいたい月末月初から10日にかけて集中して行なわれます。
月末で締めて、保険者に請求できる期間が10日までと決まっているからです。
では流れを見ていきましょ~~
レセプト作成
レセコンや電カルに診療内容を正しく入力してあれば、自動計算し、レセプトデータの作成を行ないます。
レセプトの提出はデータで行うのですが、点検をするための印刷するところも多くあります。
レセプト点検
レセプトの内容は、正しい請求かどうかの点検を行います。
印刷したレセプトを見ながら、画面で見ながら、レセプトチェックソフトを利用する等、医療機関の環境によって、方法は様々です。
このレセプトの点検に医療事務知識がてんこ盛り必要です。
提出
点検後、修正も終わると、あとは集計してオンラインで送信するだけです。
送信はピロ~っと一瞬で終わります。
紙に印刷していた時代の請求と比べると随分楽になりました。
医療事務の仕事とは
レセプト業務は医療事務の仕事の一番重要な部分です。
医療事務さんが医療機関の収入を左右するのです。
そして、この医療事務の仕事というものは、年をとっても続けられ、やりがいのある仕事なんだろうと思います。
自分の元同僚も65歳くらいですが、いまだに週3日、クリニックで働いています。
勉強するのが大変?資格がいるの??
いえ、そんなことないですよ。
就職に資格は必ずしも必要ではないですし、資格がない状態で入ったとしても、日常業務の中で覚えて行けることも多くあります。
現在、休職中の方は医療事務を選択肢の1つとして選定してみてはどうでしょうか?