医-ラーニング

医療事務や医療情報系のお勉強とその他イロイロ

医療費を上手に節約~その2~

医療費の節約

どうも!しよです。

すっかり新しい年になってしまいました。

少し遅いですが、あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

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前回に引き続き、医療費の節約について。前回分は ↓ ↓ ↓ 

www.shoku-pan.net

 

毎回、このネタを書く時に思うんですよ。

生活する上でモノを購入する場合は

「少しでも安く!」

と思っていろんな事をしますよね。

あっちとこっちを比べてみたり。

けど医療費についてはそんな感じを受けないので、そんなに考えないものなのかなー?と。。

実際気をつけてる人もいるかもしれませんが、医療費はなかなか難しいんですよね。

言われるがまま…( ˊᵕˋ ;)💦

 

ということで、ちょっと知識をつけましょー!

始まり始まり~~~ 

 

賢い節約で賢い患者!

前回同様、協会けんぽのサイトに記載されている内容をもとに個人的な見解で解説してみます。

協会けんぽに記載されている医療費の節約についてはこのリンクから確認できます。

↓ ↓ ↓ 

医療機関のかかり方で上手に節約! | お役立ち情報 | 全国健康保険協会

 

『医療費を減らす5つのポイント』としてこの5つがあげられています。

  1. 「かかりつけ医」をもとう!
  2. ハシゴ受診は体とお金の負担が大きい
  3. 時間外受診は割増料金になる
  4. 意外に高い子どもの医療費
  5. 子どもを病院に連れて行くか迷ったら救急相談へ

 前回は1と2について書きました。

 

時間外受診は割増料金になる

休日や夜間に救急対応してくれる医療機関は医療費が「割増料金」になることをご存じですか? やむを得ない場合を除き時間外受診は控えましょう。

とあります。どういうことか。

診療時間外や休日でも診察してくれる医療機関は心強い存在。

が、しかぁーーし!!!

時間外加算、休日加算が診察料にはキッチリ加算されています。

 

一般(6歳以上)の診察料
一般 初診 再診
時間内 2,820円 720円
時間外 3,670円
(+850円)
1,370円
(+650円)
休日 5,320円
(+2,500円)
2,620円
(+1,900円)
深夜 7,620円
(+4,800円)
4,920円
(+4,200円)

 

けっこう違うと思いませんか?

実際の自己負担額は加入している保険の割合によって異なりますが

一般的には3割負担が多いですね。

 

てことで、3割負担の場合は、

時間内だと初診料は850円、再診料は220円。

時間外だと初診料は1110円、再診料は420円。

 

医療費も時間外になるだけで、これだけ違います。

   

さらにさらに、時間外については、調剤薬局についても同様なので、

お薬を取りに行っても時間内の時よりも高くなりますねぇ。

 

時間外でなくても割増料金になる場合がある

さて…時間外だけにとどまらず…

そうなんです。時間内であっても割増料金になる場合があるんです。

 

診療所の場合は、診療時間内であっても、

平日の夜間(18時~22時)

土曜日の午後(12時~22時)

早朝(6時~8時)

 

この診療には、夜間・早朝等加算というものがプラスされます。

 

例えば平日20時まであいている診療所があるとしましょう。

20時以降が時間外ということになるので、19時ごろ行くとします。

が、18時以降は時間内であっても割増料金になることがありますので、

500円が追加されます。

(実際の自己負担金額は一般的な保険だと3割なので150円)

薬局も同様で、薬局の場合は400円です。

 

土曜日も同様です。

13時まであいてるからといって、13時前に行くと、

12時以降は夜間・早朝等加算がプラスされますので、少し割増しになっている…ということも。

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この夜間・早朝等加算については、医療機関の届出によって異なります。

もし不明な場合は確認してみましょう。

 

では、もし診察を待っている間に、この時間になってしまったらどうでしょうか?

17時半に受付を行ない、診察が18時になっても始まらない場合、

この場合も割増料金になるのでしょうか?

 

ご安心を!

そうではありません。

受付時間で決まりますので、診察時間でというわけではありません。

 

まとめ

医療機関へ行くときは、行けるのであれば日中が絶対いいのです。

例えば、日中に行けるにも関わらず、終了間際の方がすいているかも?と思って

医療機関終了間際にかけこみ受診をすると、実は費用が高くなってたりする可能性も。 

お仕事などで、日中はなかなか難しい、ということもあるかもしれません。

そういう場合はしかたありません。 

が、そうでない方もおられると思うんですね。

 

特に休日深夜など時間外では、検査などができないケースも多く、

結果、別の日に出向かないといけなくなることも多々あります。

その場合は自己負担金額が多くなるだけではなく、身体的な負担も多くなります。

仮に検査等できたとしても、検査やレントゲンなどの画像を撮影した場合は

緊急の場合だと加算がつきます。

 

モノを買う際には数十円安く!を目標にお店を回ったり、ネットで検索したり、金額交渉なりすると思いますが、

医療機関へかかる時間を見直すだけでも、だいぶ節約になります。

医療費は国が定めている費用で、どこの医療機関にかかっても一律です。

(施設の規模や設備によって多少の差はありますが…)

一度、受診時間を見直してみてはいかがでしょうか。

また、かかりつけのお医者さんがある場合は確認してみてもいいと思います。

 

それでは、今年も医療について、書いていきたいと思いますので、

どうぞ、よろしくお願いします!

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次回は『医療費を減らす5つのポイント4・5の「こどもにまつわる医療費」について

書きたいと思います。

では!

 

医療費を上手に節約~その1~

医療費の節約

どうも!しよです。

もう年末ですねぇー。。月日が経つのが早すぎてビックリです。

みなさんはどんな1年を過ごしましたか?

さてさて、、、前回は医療費控除の申告について書きました。

 

www.shoku-pan.net

 

1年間の医療費が高額だった場合、医療費控除で支払った医療費の一部が返ってきますよ~~という内容です。

今回は……

そもそも医療費って節約できないのか?!っていうこと。

考えてみてください。

いかに安く買い物をするか、スーパーのチラシを見たり、ネット検索したりしているのに、 医療費は何も考えない???

医療費も節約できるんですよー。

 

賢い節約で賢い患者!

これは改めて書かなくてもいろんな公的機関が案内していたりします。

今回は協会けんぽのサイトに記載されている内容をもとに解説してみます。

 

医療機関のかかり方で上手に節約! | お役立ち情報 | 全国健康保険協会

 

はい。。。ここのサイトには『医療費を減らす5つのポイント』として

  1. 「かかりつけ医」をもとう!
  2. ハシゴ受診は体とお金の負担が大きい
  3. 時間外受診は割増料金になる
  4. 意外に高い子どもの医療費
  5. 子どもを病院に連れて行くか迷ったら救急相談へ

 

この5つがあげられています。

それぞれの詳細も書いてありますので、じっくりリンク先を見てみてください。

これ、その通りだろうなぁって思う内容です。

 

ここからは個人的見解による5つのポイントの解説です。

特に『3』時間外受診について!これは時間外だけでもないんです。

ま、これについては順を追って。←後回しってことw

 

「かかりつけ医」をもとう!

できるだけ家の近所に「かかりつけ医」をもち、かぜなど日常よくある病気のときは、まずは「かかりつけ医」を受診しましょう。

とありますね。

これは先日ブログで書きました。

前回の記事です。 ↓ ↓ ↓

 

www.shoku-pan.net

『かかりつけ医』をもたず、『大病院へ行けば安心!』と思って、

ちょっとした風邪でも腹痛でも、紹介状もなく大病院へ行くとします。

その場合、数千円かかるんですね。

その件については上の記事をご覧ください。

 

ハシゴ受診は体とお金の負担が大きい

そして2番目。ハシゴ受診!

引っ越しや病院からの紹介など、やむを得ないこともあると思うけど、そうじゃないケース。

最初にかかったお医者さんとソリが合わないとかだけではなく…

「なかなか症状がよくならないから」、「新しくできた病院の方がよさそうだから」など、安易な理由で次から次へとお医者さんを変えるのは“ハシゴ受診”と呼ばれ、患者さんの側に大きなデメリットが生じます。

だそうです。

これはどういうことか、というと。。。

簡単に箇条書きします。

  1. 初診料が医療機関ごとにかかる
  2. 大病院の場合は紹介状がないと特別料金
  3. 同じ検査を繰り返し受ける
  4. 同じような薬を処方される

 

『初診料』が医療機関ごとにかかる

医療機関は初めて行った時には『初診料』がかかります。

『初診料』は2,820円でここに処置やら検査やらの費用が追加されます。

このうち保険適用された金額(社会保険なら3割)を医療費の患者負担金として、

患者さんは窓口でお支払いすることになります。

『初診料』は2,820円なので3割負担だと約850円。最低でも約850円は必要ですね。

初診の場合は検査をしたり、お薬をもらったりなど、他にもいろんな費用がかかる場合があります。

 

診察を継続するのなら、2回目以降は検査等もありませんし、診察料も初診料ではなく再診料になります。

だいぶ費用負担が減ります。

『再診料』は720円で3割負担だと約210円。最低でも約210円です。

 

ところが『もらった薬が切れたから家の近所の医療機関に行って同じ薬もらおー!』とか、『新しいクリニックができたからそっちに行ってみよー』と思って、別の医療機関に行くのなら、2回目以降の費用負担ではなく、再び1回目の費用負担からのスタートになってしまいます。

 

大病院の特別料金

大病院の場合は、前述した通り、紹介状がなければ初診料などに加え、特別料金の数千円が追加です。

 

同じ検査の繰り返し

検査はその医療機関ごとに実施されることがほとんどで、最初の医療機関で実施した同じ検査でも次の医療機関でも同じように実施することは少なくありません。

実際に自分自身が近くのクリニック⇒中病院⇒大病院と3つの医療機関へ紹介状を持ってかかったことがありますが、

紹介状があるにも関わらず、その医療機関ごとに同じ検査(と思われる)を行ないました。

最近では地域医療連携(地域の医療機関が検査情報などの医療情報の共有をすること)によって、そういうことも少なくなっている地域もありますし、

疾患や状況によっては紹介状に検査結果等も書いてあるので、省略されるケースもあると思います。

それでも各医療機関によって検査機器の性能の違いなどもあったり、患者のその時の症状によって、やはり医療機関ごとに検査するというのがまだまだ一般的ではないかと思います。

ただ、紹介状などを持たずに他の医療機関へかかる場合は情報の連携もありませんので、同じ検査を繰り返すことになるのは必至。

とくに検査の中でもCTやMRIなどの画像診断は検査料が高く、お財布的にも負担が大きくなりますが、それだけではなく、繰り返し受けることは体にも大きな負担となります。

 

同じような薬の処方 

お薬手帳を持参せず、同じような症状で別の医療機関にかかるのであれば、おそらく同じような薬を処方されます。

処方せんを発行された場合は、それを調剤薬局に持ち込むことになりますが、その調剤薬局へ支払う医療費もさらに支払うことになります。

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かかりつけのお医者さん

かかりつけのお医者さんは、自分のところに保管(保存)されている患者さんの過去のカルテも含めて診療情報を確認し、病気の経過や薬の効果などをみながら、最も効果的な診療計画を立て、治療を行ってくれます。

ところがその治療を患者が勝手に中断してしまったり、医療機関を変わってしまうと治療はふりだしに戻り、診療計画も最初から立てることになってしまうので、お金だけではなく時間もその分多くかかってしまうんですね。

 

かかりつけのお医者さんに診察してもらって疑問や不安がある場合は、積極的に質問するなど、コミュニケーションを図る努力をしてみてください。

 

違う医療機関へ行きたい!

ただ、人間ですから、合う合わないはありますよね。

どーーーしても他の医療機関へ行きたい!!という場合。

その場合は、最初にかかった医療機関(かかりつけのお医者さん)にその旨を相談しましょう。

例えば、希望先の医療機関には専門的な検査や治療がある、家に近い、知り合いがいる等。いろんな理由があると思います。

なかなか他のところに行きたいとは言い出しにくいと思います。

わかります。わかりますが、自分の体のことですから…

ちゃんと相談して、必ず紹介状を書いてもらいましょう。

紹介状には治療の経過や検査結果、どうして紹介することになったのかなどなど、いろんなことが書いてあります。

場合によっては同じような検査をしなくてもすむ可能性もありますし、お薬の重複はなくなります。

初診料に特別料金が加算されることもありません。

 

また深刻な病気と診断され、その診断結果や治療法について他の医療機関にも意見を求めたい場合、『セカンドオピニオン』を申し出ることもできます。

『セカンドオピニオン』とは、患者さんが納得できる治療を受けるためのものです。

『セカンドオピニオン』を申し出ると、かかりつけのお医者さんは検査結果や画像情報など必要な情報を紹介状にまとめ、紹介先の医療機関に渡してくれます。

紹介状を書いてもらうにはその分の費用もかかりますが、健康保険が適用され、初診時の特別料金加算や検査等の重複がなくなるので、結果的に医療費の節約になります。

 

続く

長くなったので、

  • 時間外受診は割増料金になる
  • 意外に高い子どもの医療費
  • 子どもを病院に連れて行くか迷ったら救急相談へ

この3点は次回に回します。

今回のまとめです。

医療費は国の制度で決められていますが、少しだけ制度を知ることによって節約をすることができます。

医療費の節約は家庭の医療費の削減につながり、しいては国の社会保障費の削減にもつながります。

 

ということで、次回も続けて節約の方法をお伝えしたいと思います。

 

ではまた次回~。

 

 

確定申告で医療費控除

確定申告で医療費控除の申告

どうもどうも。お久しぶりのしよです。

かなり久しぶりになってしまいました。

 

みなさん、お変わりないですか??

転職などしてしまいまして、慌ただしい毎日が続いておりました。

アドセンスの申請に通ってしばらく…なんの設定もできておりません。

気づいたらめっちゃヘンテコなところに広告が表示されててびっくりするけど、見て見ぬふりで過ごしています。(誰か広告のこと教えて)

まぁそんなことは気にせず…久々に更新しちゃいます。

 

今回はそろそろ年末調整ということもありますし、

また、年が明けると確定申告もありますので

医療費控除と(医療費節約)について書いてみたいと思いまーす。

 

医療費控除とは

さてさて、、、、医療費控除についてですが、

確定申告で医療費控除の申請をされている方はどのくらいいるのでしょうか。

1月1日~12月31日の1年間に家族の医療費が10万以上になると税金をオマケしてくれる!という制度です。

(総所得金額等が200万円未満の人は、総所得金額等の5%)

給与所得のある方は年末調整を会社が行ってくれますが、医療費の控除については、

会社が行ってくれるわけではないので、自分で確定申告をしに行くことになります。

 

医療費控除の対象となる人

え~?ボク関係ない

家族全員だよ??お子ちゃまとか医療費けっこうかかったりしてないの??

だってボクは自由な独身1人暮らし~~♪(*ノω`*)テヘ

……(こいつに言うんじゃなかった)…まぁ、今後のためにということで…( ˘ω˘ )

あたし知りたーい 

…(知りたいと言ってくれる人がいてよかった)… 

この医療費は生計を共にしている人たちと併せての医療費ということで、

自分だけではなく、配偶者や親、子、また生計を共にしているなら別居している親や子でも対象になります。

逆に同居でも生計が別であれば、対象にはなりません。

そして、収入が1番多い人で申請する方が多く還付されます。

 

医療費控除の対象は?

えーー??何が対象となるの??

それはねぇ…たくさんあるんやでぇ

そうです。

医療費控除の対象となるものは、家族全員の病気やケガで病院にかかった治療費だけではありませんっ!

No.1122 医療費控除の対象となる医療費|国税庁

この対象となる医療費に書いてあることを要約すると(詳細はリンク先で確認してね)

    1. 医師や歯科医師による診療又は治療(ただし、健康診断の費用や医師等に対する謝礼金などは原則として含まれません。)
    2. 治療又は療養に必要な医薬品の購入
    3. 病院、診療所、介護老人保健施設などへの入院費や入所費
    4. はり、きゅう、柔道整復師による治療に関わる施術(疲れを癒したり、体調を整えるものは含まない。)
    5. 保健師、看護師、准看護師又は特に依頼した人による療養上の世話の対価(家政婦さん含む。家族や親類縁者への付添料は含まない。)
    6. 助産師による分べんの介助
    7. 介護福祉士等による一定の喀痰吸引及び経管栄養
    8. 介護保険制度の下で提供された一定の施設・居宅サービスの自己負担額
    9. 医師等による診療、治療、施術又は分べんの介助を受けるために直接必要なもの
    • 医師等による診療等を受けるための通院費、医師等の送迎費(自家用車のガソリン代や駐車場の料金等は含まれない。)
    • 入院の際の部屋代や食事代
    • コルセットなどの医療用器具等の購入代やその賃借料で通常必要なもの
    • 医師等による診療や治療を受けるために直接必要な、義手、義足、松葉杖、補聴器、義歯などの購入費用
    • 傷病によりおおむね6か月以上寝たきりで医師の治療を受けている場合に、おむつを使う必要があると認められるときのおむつ代(「おむつ使用証明書」が必要。)
    1. 骨髄移植推進財団に支払う骨髄移植のあっせんに係る患者負担金
    2. 日本臓器移植ネットワークに支払う臓器移植のあっせんに係る患者負担金
    3. 高齢者の特定保健指導のうち一定の基準に該当する者が支払う自己負担金 

 

とありますね。

治療費だけではないんです。

  • 通院にかかる交通費
  • AGA治療
  • ED治療薬
  • 不妊治療や人工授精の費用
  • 歯の矯正
  • 性別適合手術

などなど医療費控除の対象となります。

医療保険が適用されるのかどうか、というよりも、治療が目的かどうか、ということで、治療目的であれば自費診療でも対象になるものもあります。

反対に対象とならないのは、予防や美容、健康増進が目的のものです。

  • インフルエンザの予防接種⇒予防のためなので✖
  • 美容整形⇒美容目的なので✖
  • 医療脱毛⇒治療目的でなければ✖(わきがや多汗症の治療なら対象・実施前に医療機関によく確認しましょう!)
  • サプリメント⇒健康増進のためなので✖
  • 健康診断⇒予防なので✖…が!!!健康診断の結果、重大な病気が発見され、治療が必要となった場合は医療費控除の対象に
  • 診断書⇒証明のためのものなので✖

意外と対象となるものもあるので、自費だから~と早々に諦めず、

医療費や介護等でお金を支払った場合は、

その支払先に相談したり、国税局のホームページを見たり等、まずは調べてみましょう。

いくら還付されるのか?

ではでは、いくら還付されるでしょうか。

計算式があります。

 

実際に支払った家族の医療費の合計-(1)-(2)=医療費控除額

 

(1)保険金などで補填される金額
(例) 生命保険契約などで支給される入院費給付金や健康保険などで支給される高額療養費・家族療養費・出産育児一時金など

(注) 保険金などで補填される金額は、その給付の目的となった医療費の金額を限度として差し引きますので、引ききれない金額が生じた場合であっても他の医療費からは差し引きません。

 

(2)10万円
(注) その年の総所得金額等が200万円未満の人は、総所得金額等の5%の金額

 

ちなみに。。。上で計算した『医療費控除額』は実際に戻ってくる金額ではありません。

そこからさらに計算があります。

 

給与所得控除後の金額-医療費控除額=課税所得額

 

この課税所得額がいくらになるかで所得税率が決まり、

医療費控除額にその所得税率をかけることで実際に戻ってくる金額が計算できます。

……ムリっ

だよねぇ~~

てことで、こういう便利なツールがあるんです。

はい、これ。数字入れるだけでOKよ。 

医療費控除簡易シミュレーター

 

どうですか??簡単に金額出ますね。

この医療費控除っていうのは、かかった医療費の一部が戻ってくるわけではなく、

医療費控除分が給与所得から引かれ、その分所得が低くなるので、

所得税や住民税など所得にかかる税が少なくなりますよ!っていうことなのです。

わかりにくいですよね! 

※ただーし…住宅控除等もある場合は実際の金額と異なる可能性大なので、目安くらいにしといてくださいね!

 

申告について 

この医療費控除の申告ですが、平成29年からめちゃくちゃ楽になりました。

それまでは領収書などの提出が必要だったのですが、それが必要なくなり

かかった医療費については、加入している保険組合等から送付されてくる『医療費のお知らせ』を添付するだけでよくなったのです。

また医療費以外の交通費などについては、今までもあった『医療費控除の明細書』に記載します。

 

それまでは確定申告の時になったらあわててためておいた医療機関の領収書を引っ張りだし、それを確定申告用のエクセルシートに転記して…

と、けっこう病院にかかっていると、かなり大変な作業だったわけですが

ずいぶん簡単になっちゃったねぇ…と昨年はしみじみしました。

なので、手間かかる上に少ししか戻ってこないからしなーい。と思ってるそこのあなた!申告してみましょう。

あ。5年間なら遡って申告もできるヨ!(領収書いるけど)

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次回予告!

そうやって毎年、毎年、医療費を使っては控除の申告をしてかかった医療費によって少し還付してもらいます。

 

うーーーん。ちょっと待って。

そもそも、モノを買う時は少しでも安く!!って節約しますよね?

同じように医療費も節約してみませんか?

少しの知識で賢く節約できるんです。

とまぁ、これは医療費の節約だけではなく、国の社会保障費の節約にもなるんです。

さらにさらに、医療従事者の方々の負担軽減にもつながります。

ということで、賢く節約することについて、続きは次回!←いつや?!

 

紹介状なしで大病院へ行くとお金が高くなる?!

紹介状ナシで大病院へ行くと特別料金がかかります

どうも。しよです。

もうすっかり秋ですね。紅葉が始まってます。

 

さてさて、、、突然ですが、みなさんはかかりつけ医が決まっていますか??

もしかして、なんでもかんでも

大病院へ行けばいいや!その方が安心!!

とか思ってます??

 

ニュースです!

先日(平成30年10月10日)にかかりつけ医について読売新聞のニュースがありました。

引用します。

財務省は9日、財政制度等審議会(財務相の諮問機関)の分科会で、かかりつけの医師以外で受診した場合に患者の自己負担を増やす制度や、新薬の保険適用の際に費用対効果の検証を導入することなどを提言した。少子高齢化で膨張する社会保障費を抑制する狙いがある。


 財政審は今後、防衛や公共事業など各分野について議論を重ね、11月にも2019年度予算編成に関する建議(提言)を取りまとめる。

 政府は、医療費を押し上げる要因となる過剰な通院や受診を減らすため「かかりつけ医」や「かかりつけ薬剤師」への受診を推奨している。改革案では「少額の受診に一定程度の追加負担を求めていくべきだ」とした。

 医療の高度化で医療費が増加する要因となっている新たな医薬品の保険適用については、承認された医薬品全てを対象とするのではなく「安全性・有効性に加え、費用対効果や財政影響などの経済性の観点から」判断することを明記した。

 

これはどういうことかと言うと、

『今後は社会保障費の抑制のためにかかりつけ医を決め、

まずはその医療機関にかかり、そこから紹介状をもらって、

大病院へ行かなければ、負担増となるように制度変更しまーす。』

ということです。

 

大病院へいきなり行くとお金がかかる

なんでもかんでも

大きい病院へ行けばいいや!

と大学病院などの大病院へみなさんが押しかけてしまうと

高度な医療が必要な人が必要な時にその医療を受けられなくなる、ということが発生してしまいます。

あと、めちゃくちゃ混み合ってしまいますよね。

じゃ、どこに行けばいいのさ!?

と思うかもしれません。

 

みなさんの回りには様々な医療機関があります。

街のお医者さん的な役割のクリニック(診療所)や中小病院、

いろんなことに対応でき、救急対応などもしている病院、大学病院、などなど。

それぞれの医療機関によって対応している診療科も様々で、役割も違っています。

 

じゃ、どこに行けばいいのさ!?  ←2回目

 

それを適切な医療機関へ導いてくれるのがかかりつけ医の先生です。

 

平成27年から、大病院は地域の診療所等との連携を進めるように制度化され、その1つとして、紹介状なしで受診する患者に対して特別の料金を徴収することとなりました。

初診の場合、金額は5,000円以上(歯科は3,000円以上)で病院が決めた額を支払うこととなります。

また、診療所など他の医療機関を受診するように大病院から言われたとしても、患者が引き続き大病院の受診を希望する場合は、再診でもこの特別の料金として2,500円以上(歯科は1,500円以上)の病院が決めた額がかかることになります。

高度な医療を提供する場であるので、症状が落ち着くと、診療所など、かかりつけ医に診てください、ということなのです。

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                   ※政府広報オンラインHPから抜粋

 

この特別の料金がかかる医療機関は

  • 特定機能病院
  • 一般病床500床以上の病院

です!

一般病床200床以上500床未満の病院は病院によって異なります。

一般病床200床未満の病院や診療所はこの特別の料金はかかりません。

 

どうして大病院へいきなり行くとお金かかるの?

これは大病院、中小病院、診療所が連携し、それぞれの機能を生かして、質のいい効率的な医療サービスを提供するためということです。

 

中小病院や診療所は地域医療の窓口として、まず最初に患者さんの症状を確認し、風邪などの身近な病気やケガについては対応し、専門性の高いものについては、適した医療機関を紹介してくれます。

大病院は中小病院や診療所から紹介を受け、深刻な病気やケガなど、高度な医療サービスを求める患者を受け入れ、治療します。

そして、その治療が終わり、回復期に入ったり、症状が安定すると、今度は大病院から中小病院や診療所を逆紹介します。

 

この各医療機関の機能の分化を進めるために、大病院では特別の料金が発生する、ということですね。

 

みなさんのまわりの病院はどうですか?

 

かかりつけのお医者さん

かかりつけ医を決めて、そこに行くようにしていると、少なくとも5年は自分の医療情報が残っています。

カルテは5年間の保存義務がありますので。。

先生は過去に遡ってどんな病気をしたか、という把握もすぐにすることができます。

特に最近は電子カルテを導入しているところも多いですので、5年以上のデータが残っていることもあります。

若いうちはそんなに病院にかかることもないのかもしれませんが、

それでもその都度いろんなところに行くのではなく

かかりつけ医を決めておくのもいいと思いますよ!

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【はてなPro】プライバシーポリシーとお問い合わせフォームの設置

はてなブログをPro化したけどその後は??

どもども。しよです。

最近、超超超激務につき、だいぶ間があいてしまいました…

言い訳すんなー

え~~。…さーーせん!!

はてなブログを無料版からPro版に変更して、先日から記事にしています。

アドセンスの申請にはプライバシーポリシーとお問い合わせフォームが必要ということで、前回までの記事で作成まではしたので、今回、やっと設置です。

 

 

前回までの記事はこちら ↓ ↓ ↓

 

www.shoku-pan.net

 

www.shoku-pan.net

 

サイドバーの編集

ホントはプライバシーポリシーもお問い合わせフォームもメニューバーに設置したかったんですが、知識と時間の問題で、とりあえず、まずサイドバーへ設置したいと思います。

まず、固定ページに作成しているサイトのURLを確認します。

ダッシュボードから固定ページを開いてっと。。。

固定ページに作成した2つが並んでいます。

作成してから10日以上経ってるんですねぇ…反省。。

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で、それぞれのフォームの一番右側をポチってすると、それぞれのページが表示されます。

さぁ、ポチっと!!

 

お問い合わせフォームのURLが表示されました。 

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そのURLをコピペします。

では、もう一度、ダッシュボードに戻って、『デザイン』⇒『カスタマイズ』⇒『サイドバー』を開きます。

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そうすると、サイドバーの編集画面が表示されるので、タイトルやURL等を登録します。

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サイドバーに表示されるのはリンクの枠の下の文字なので、『お問い合わせはこちら』にしてみました。

あとはサイドバーでどの位置に表示したいかを選びます。

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各項目の右側にマウスカーソルをあわせて、上下にドラッグすることで、表示位置を変更できます。

プレビューも確認できるので、確認しながら設置。 

 

プライバシーポリシーも同様の手順で設置してみます。

設定が完了したら『変更を保存する』ボタンを忘れないようにポチ!! 

そして、サイトを確認してみましょう。

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よし!できてる!!!

 

まとめ

今回は、前回までに作成した『お問い合わせフォーム』と『プライバシーポリシー』をサイドバーに設置してみました。

結果…

サイドバーが長くなりすぎて…あきまへんな。。。

メニューバーにそのうち動かしたいと思います。

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ではまた!!

 

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