医-ラーニング

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医療費を上手に節約~その2~

医療費の節約

どうも!しよです。

すっかり新しい年になってしまいました。

少し遅いですが、あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

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前回に引き続き、医療費の節約について。前回分は ↓ ↓ ↓ 

www.shoku-pan.net

 

毎回、このネタを書く時に思うんですよ。

生活する上でモノを購入する場合は

「少しでも安く!」

と思っていろんな事をしますよね。

あっちとこっちを比べてみたり。

けど医療費についてはそんな感じを受けないので、そんなに考えないものなのかなー?と。。

実際気をつけてる人もいるかもしれませんが、医療費はなかなか難しいんですよね。

言われるがまま…( ˊᵕˋ ;)💦

 

ということで、ちょっと知識をつけましょー!

始まり始まり~~~ 

 

賢い節約で賢い患者!

前回同様、協会けんぽのサイトに記載されている内容をもとに個人的な見解で解説してみます。

協会けんぽに記載されている医療費の節約についてはこのリンクから確認できます。

↓ ↓ ↓ 

医療機関のかかり方で上手に節約! | お役立ち情報 | 全国健康保険協会

 

『医療費を減らす5つのポイント』としてこの5つがあげられています。

  1. 「かかりつけ医」をもとう!
  2. ハシゴ受診は体とお金の負担が大きい
  3. 時間外受診は割増料金になる
  4. 意外に高い子どもの医療費
  5. 子どもを病院に連れて行くか迷ったら救急相談へ

 前回は1と2について書きました。

 

時間外受診は割増料金になる

休日や夜間に救急対応してくれる医療機関は医療費が「割増料金」になることをご存じですか? やむを得ない場合を除き時間外受診は控えましょう。

とあります。どういうことか。

診療時間外や休日でも診察してくれる医療機関は心強い存在。

が、しかぁーーし!!!

時間外加算、休日加算が診察料にはキッチリ加算されています。

 

一般(6歳以上)の診察料
一般 初診 再診
時間内 2,820円 720円
時間外 3,670円
(+850円)
1,370円
(+650円)
休日 5,320円
(+2,500円)
2,620円
(+1,900円)
深夜 7,620円
(+4,800円)
4,920円
(+4,200円)

 

けっこう違うと思いませんか?

実際の自己負担額は加入している保険の割合によって異なりますが

一般的には3割負担が多いですね。

 

てことで、3割負担の場合は、

時間内だと初診料は850円、再診料は220円。

時間外だと初診料は1110円、再診料は420円。

 

医療費も時間外になるだけで、これだけ違います。

   

さらにさらに、時間外については、調剤薬局についても同様なので、

お薬を取りに行っても時間内の時よりも高くなりますねぇ。

 

時間外でなくても割増料金になる場合がある

さて…時間外だけにとどまらず…

そうなんです。時間内であっても割増料金になる場合があるんです。

 

診療所の場合は、診療時間内であっても、

平日の夜間(18時~22時)

土曜日の午後(12時~22時)

早朝(6時~8時)

 

この診療には、夜間・早朝等加算というものがプラスされます。

 

例えば平日20時まであいている診療所があるとしましょう。

20時以降が時間外ということになるので、19時ごろ行くとします。

が、18時以降は時間内であっても割増料金になることがありますので、

500円が追加されます。

(実際の自己負担金額は一般的な保険だと3割なので150円)

薬局も同様で、薬局の場合は400円です。

 

土曜日も同様です。

13時まであいてるからといって、13時前に行くと、

12時以降は夜間・早朝等加算がプラスされますので、少し割増しになっている…ということも。

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この夜間・早朝等加算については、医療機関の届出によって異なります。

もし不明な場合は確認してみましょう。

 

では、もし診察を待っている間に、この時間になってしまったらどうでしょうか?

17時半に受付を行ない、診察が18時になっても始まらない場合、

この場合も割増料金になるのでしょうか?

 

ご安心を!

そうではありません。

受付時間で決まりますので、診察時間でというわけではありません。

 

まとめ

医療機関へ行くときは、行けるのであれば日中が絶対いいのです。

例えば、日中に行けるにも関わらず、終了間際の方がすいているかも?と思って

医療機関終了間際にかけこみ受診をすると、実は費用が高くなってたりする可能性も。 

お仕事などで、日中はなかなか難しい、ということもあるかもしれません。

そういう場合はしかたありません。 

が、そうでない方もおられると思うんですね。

 

特に休日深夜など時間外では、検査などができないケースも多く、

結果、別の日に出向かないといけなくなることも多々あります。

その場合は自己負担金額が多くなるだけではなく、身体的な負担も多くなります。

仮に検査等できたとしても、検査やレントゲンなどの画像を撮影した場合は

緊急の場合だと加算がつきます。

 

モノを買う際には数十円安く!を目標にお店を回ったり、ネットで検索したり、金額交渉なりすると思いますが、

医療機関へかかる時間を見直すだけでも、だいぶ節約になります。

医療費は国が定めている費用で、どこの医療機関にかかっても一律です。

(施設の規模や設備によって多少の差はありますが…)

一度、受診時間を見直してみてはいかがでしょうか。

また、かかりつけのお医者さんがある場合は確認してみてもいいと思います。

 

それでは、今年も医療について、書いていきたいと思いますので、

どうぞ、よろしくお願いします!

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次回は『医療費を減らす5つのポイント4・5の「こどもにまつわる医療費」について

書きたいと思います。

では!