五山の送り火で思い出すあの日。
五山の送り火の思い出
どうも。しよです。
今回は五山の送り火の思い出について。
おばーちゃんちから見えた、とかそういう幼い頃の思い出っていうわけではなくて…
2年前の思い出ってだけなんですけどね。。
タイトルにはたいそうなこと書いてるけど、ただ単に入院してただけやん( ´Ꙩωꙩ` )
まぁそやけど、入院中のちょっとした楽しみやん
五山の送り火
その前に!
五山の送り火と言えば京都の風物詩の1つでもあります。
毎年8月16日に
- 「大文字」京都市左京区浄土寺・大文字山(如意ヶ嶽)
- 「松ヶ崎妙法」京都市左京区松ヶ崎・西山及び東山
- 「舟形万灯籠」京都市北区西賀茂・船山
- 「左大文字」京都市北区大北山・左大文字山
- 「鳥居形松明」京都市右京区嵯峨鳥居本・曼陀羅山
以上の五山で炎が上がり、お盆に迎えていたお精霊(しょらい)さんと呼ばれる死者の霊をあの世へ送り届けるとされる行事です。
これが過ぎると夏も終わり。
五山の送り火の思い出
『五山の送り火の思い出』というと、京都の風物詩でもありますし、風流な思い出話が皆さん、たくさんあると思うんですけどね。
しよの1番の思い出は2年前の送り火です。
どうして2年前かって??
ちょうど2年前、入院していたからです。
京都には五山の送り火が見える病院がたくさんございまして。
そのうちの1つに入院しておりました。
入院中、『大』の字が病院から見える山肌に見えてたので、五山の送り火もキレイに見えるやろなぁと楽しみにしてました。
その日は朝から病院も送り火モードで、ご飯のメニューが書いてある食札にも五山の送り火のイラストが書いてあったりと、どうぞ楽しみにしてください!的な感じだったんですよね。
が、、、当日、だんだんと天気が悪くなり、雨。雨。雨。
なんてこったーーー!!
入院中の楽しみの1つが雨によって奪われる~~~( ̄ロ ̄lll)
ともに入院している患者さんたちと、『やめばいいねぇ』と話しておりました。
点火時間に近づくにつれ、雨はひどくなる…
『点火できるっぽいよ!』『中止かも』とか、病院外から見てる人とのSNSを通じての情報がこっちにも入ってきて、患者さん同士でざわざわ…
KSB京都で中継も始まっていて、一応、点火が始まったみたいですが、病院からはまったく見えず。どしゃ降り。。。
『大』がどこにあるかすらわからない!
TVの方がよく見えてたので、みんなでTVでまずは送り火見ました。
その病院からは舟形も見えてるはずだったんですが、うーーーっすら見えてるかも??という状態。
画質悪いですが…
雨ヨ!やんでクレー
最後まで雨は降り続けましたが、だーいぶ粘った結果、ちょっとだけ見えました。
その時にケータイで撮った写真です。
ご先祖様をお送りする
2年前は病院の中で命について考えることも多くあり、送り火もそんな中で迎えました。
自分のまわりにもいろんな状態の患者さんがいましたしね。
『ご先祖様、連れてかないでください!』とまでは思いませんでしたが、それに近い気持ちだったかもしれません。
2年経った今はちゃんと家で迎えられていて、生活も元に戻りました。
今年もこうしてご先祖様を送り火で送ることができることに感謝です。
毎年毎年、五山の送り火を迎えるたびに、こうして感謝しようと思います。