【その5】クリニックの倒産を目の当たりにして思うこと
とあるクリニックの倒産
はい。どうも。今回はまたまた社会派のしよです。
もうこのシリーズ、その5まで来てしまいました。。。スミマセン。
前回分は ↓ ↓ ↓
理不尽な出来事
前回までのまとめ
ということで、
前回からちょっと時間があいてしまいました。。。
前回からここまでの内容をちょっとまとめてみます。
とあるクリニック、事業拡大しながら健全な経営をしているように見えていました。が、実際のところは経営に行き詰まっており、とうとう職員の給与がストップしてしまいます。
職員は無給状態。業者への支払いその他モロモロの滞納。
そして経営陣は連絡が取れなくなっています。
なのになぜか?!そのクリニックの求人が出ています。
どうやら医師を変えて別の場所で新たにクリニックを開業しようとしているもよう。
うまくいかないところは捨ててリセット。
…そういうことがまかり通るのか?!
…ざっくり説明するとそういうことです。
前回は、共通の知り合いを経由して接触を試みたのですが、バレて失敗した!というところで終わりました。
その共通の知り合いもすでに連絡が取れなくなっています。
クリニックの日常業務は??
そのクリニック、経営陣は雲隠れしてしまいましたが、それ以外の残った人たちで通常業務が行なわれていました。
来院している患者さん(紹介が進んでおり、だいぶ残りも少なくなっていたみたいです)を他院へ紹介しながら診察も行なわれていました。
前回までにも書いていますが、働いている人、お給料が出る保障はありません。
それでも患者さんがいるから毎日働いている…頭が下がる思いでした。
職員の方のお給料だけではないですね。
業者や家賃、税金、その他モロモロの支払いも滞納されてましたので、内容証明など、盛り沢山届いていたようです。
が、山積みになっているだけで、封も開けられてなかったということ。。。
当然、未回収があるうちの会社も送ってます。
大きな額ではありませんが、滞納は滞納です。支払っていただかないといけません。
中には国税や労基からの呼び出し等もあったようですが、それもオール無視。
逃げ得なのか?!
そういう誠意のない対応はどこまで通用するのですか。
無視したもの勝ちですか。逃げ得ですか。
NO!
やはり世の中そんなに甘くない!!逃げ得は許さない!!
いろいろとすったもんだあったようですが、診療報酬は差し押さえられたとのことでした。
これで診療報酬は経営陣の好きにすることができなくなりました。
診療報酬を差し押さえされると、税金がまず支払われることになりますので、職員さんのお給料はその次なんですね。
いくらお給料が未払いだったとしても、生活に困っていたとしても、税金の方が先なんです。
それにまず驚きました。
ちなみに業者はさらにもっと後回しです。
当然ながら事務長はますますつかまりません。音信不通。
それまで携帯電話は不在着信になっていましたが、とうとう『現在使われておりません』になりました。
そしてまた次回へと続きます…長くてスミマセン。。。