医-ラーニング

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【その10】クリニックの倒産を目の当たりにして思うこと

とあるクリニックの倒産

どうもー。しよです!

さてさて、長々と続けてきましたが、やっと終わりです。

お客様であったとあるクリニックの倒産を業者の立場で最後まで見届けました。

前回同タイトル記事の続きです。

だいぶ間があいてしまいました…スミマセン。

 

前回はクリニックのひどすぎた末路について書きました。

前回分は ↓ ↓ ↓ 

sho-sh.hatenablog.com

 

また、番外編として、とある企業の倒産についてもふれました。

sho-sh.hatenablog.com

 

その後の現在の状況

今、クリニックや職員の人たちはどうしているのでしょうか。

もうかれこれ1年近く経ちます。

 

クリニック

問題のクリニックは閉院となりました。

厚生局の資料でも公表されています。

 

職員が所属していた株式会社は倒産していません。

事務長が代表取締役の会社です。

事務長は逃亡したままです。

しかしつい最近、元職員数人が裁判所へ申し立て、

やっと破産管財人がついたとのことでした。

お金かかったでしょうね。

弁護士さんへの費用もいるし。

 

そのお一人にお話を聞くと、

『理不尽すぎて債務者のためにもそのままにしてられない。』

とのことでした。

なんとかなるものなのでしょうか?

 

また、未払賃金立替払制度についても

やっと申請書類が各職員の元に届いたということで

そちらについても進んでいるようでした。

 

裁判所に申し立てをした人たちはまだ戦っているところですが

もう1年近くになります。

 

元職員間の感情の開き

ここまで長くなると、職員の方たちの感情にも開きが出てきます。

次の就職先で日々働く中で、もうその件については過去のこととして処理したい、

もうそのことは忘れたいのでそっとしておいてほしい、

どうしても経営陣を許せず、追及をしていくため、裁判所に申し立てもした人。

そういう感覚の差が出てくるにつれて人間関係も希薄になります。

 

どっちがどうとは思いませんが、申し立てをした方は

それ以外の方にも協力をしてもらいたいと思っていて

それがうまくいかず、ジレンマを抱えている様子。

 

それぞれの生活もありますので、あたり前のことだとは思います。

時間の経過につれ、それまでは一致団結しているように見えた人間関係も

徐々に崩れてくるのだなと思いました。

時間の経過はある意味、残酷です。

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元職員の人たちは

医療機関で働いていた人の場合は専門性が高い仕事のため、

比較的次の職が見つけやすいように思います。

ここのクリニックの人たちも、もれなく次の職が決まったようでした。

急にこんなことになってしまって、

しかもお金も出てないわけですから

焦りもあったと思いますし、とても苦労されたと思います。

次の職が見つかったということは救いですね。

 

そうそう。

うちの会社の未払い分は患者さんからの一部負担金を回収した分で

支払ってくれました。 

自分たちのお給料ももらえてないのに、ありがとうございます。

そのおかげでうちの会社の未回収分はなくなりました。

頭が下がる思いでした。

 

経営陣

上述の通り、事務長は住まいも電話番号も変え、今も逃亡中です。

行方不明。

そして理事長は…

 

情報入ってきてますよ。理事長。。。ま、これ見てるわけないけど。

 

 

すでに別のクリニックを開業していますよね。あなた。

 

 

この理事長は事務長よりもまっ先に責任放棄して逃げました。

倒産の兆候が見えた時、管理医師を他の医師に変更して逃げました。

まぁこのドクターも名義貸しみたいな感じだったので

関わりたくないと思ったのでしょう。

 

最後に

もしかしたら、事務長もどこか地域を変えて

すでに開業してるかもしれません。

今の仕組みではおそらくこの事務長が関与してても

クリニックは医師がするものなので、難なく開業できてしまいます。

 

このクリニックの閉院・倒産は

患者さんや職員、業者、多くの人を不幸にしました。

倒産というものはしばしばそういうものだとは思います。

が、経営者が逃亡していて誠意のかけらもない。

もしかしたら別ですでに開業してるかもしれないという

理不尽なことも考えられる。

こんなことが許されるんですかねぇ…

現に理事長…いえ、元理事長は別のところですでに開業していますしねぇ。

まぁ、そんなところに診てもらう気にもならないですけどね。

そんな事情、ご近所さんは知らないと思いますので

順調に患者さんも増えてるみたいです。

 

オーナーとなる人がいて、管理医師を雇っているところはけっこうあると思います。

他にもそういうところを何軒も知っています。

大半のところはまじめに患者さんと向き合い診療されています。

 

が。

 

クリニックの理事長や管理医師が職場に来ない、

そんなに権限がない、という場合、よく状況を把握してください。

何度も書きますが、そういうところが悪いというわけではなく注意喚起です。

せっかく働いている人たちが同じような目にあうことがないように。

心からそう思います。

 

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